4月22日(月)お話朝会 心は見えないけれど 心遣いは見える

本年度最初のお話朝会。

会が始まる前からとても落ち着いていて、新年度始まって頑張ろうとしている姿を嬉しく思いました。

今月私からは「『思いやり』と『やさしさ』のある学校に」というテーマで子どもたちに話をしました。

私とのじゃんけんからスタート。私に「勝つじゃんけん」と私に「負けるじゃんけん」を行いました。

後者の「相手に負けるじゃんけん(負けるが勝ちじゃんけん)」はなかなか難しいものがあります。

なぜ難しいかというと、

〇相手の気持ちを考えて出さなければいけない

〇普段、やり慣れていない

の2点があると思います。

そのことを伝え、「相手の気持ちを考えて行動する」ことにつなげました。

「公園の水道の水が出しっぱなしだった時、みなさんはどうしますか?」

「水を止める!」(大きな声)

「じゃあ、バスの中でお年寄りが乗ってきたら?」

「席をゆずる」「声をかける」(反応が先ほどより少なくなる)

「そうか。素晴らしいですね。では、友だちが嫌なことをされていたら皆さんはどうしますか?」

(少し声が少なくなり、小さくなり・・・)「先生に言う」「注意する」

「そうですね。誰かがいじわるをされていたら、やめろ!と言って注意できる子になって欲しいです。」

といくつか事例を出した後、

・相手の気持ちを考えて、思いやりのある子になって欲しい。

・やさしさのある学校にしたい。

という本題を伝えました。

最後に「いじめは絶対に許さない」という話をして本日の話は終了です。

じゃんけんというお遊びから入ったお話朝会。

じゃんけんが楽しくて、大切なことがどこまで伝わったのか気になるところなので、

「いじめは絶対に許さない」ということも含めて、機会あるごとに子どもたちに伝えていきたいと思います。