1月24日(木)竹のお話

本校の体育館の裏手に竹林があります。

教務主任の先生から素敵なお話を紹介していただきましたので紹介します。

竹は地面の下に「地下茎」を伸ばす植物です。

この地下茎からタケノコがにょきにょきと生えてくるのですが

このタケノコはやがて竹に変身します。

この竹は表面上は1本1本に見えるのですが、地下ではこの地下茎でつながっているそうです。

しかし、つながっている竹は、ただ単につながっているだけではないそうです。

 

1本の竹に光が全く当たらなかった時、その竹は光合成ができずに栄養分が不足してしまう事態に陥ってしまいます。そのまま竹は枯れていくのかと思いきや、なんと、このような状況が起こった時、光が当たっている他の竹が光が当たらない竹に栄養分を補給するそうです。

2本の竹が、見えないところで助け合っている。

地下で結ばれているため、竹林の竹はその群れ全体を1個体と捉えるのであれば「当たり前」なのかもしれませんが、見えないところでつながっている「家族」、学校でいえば「学級」にこの話を置き換えて考えてみると、かくありたいと思うのは私だけでしょうか。